Home » [国内研修]研修コース案内 » 原子炉研修一般課程
講座の概要
原子炉工学等に関する幅広い基礎知識の習得を目的とする中級コースです。なお、本課程(後期)の開催予定はありません。
令和6年より、前半4週間を基礎編とし、各分野における基幹的な講義・実習を行います。後半4週間を応用編とし、各分野の詳論的な講義、基礎編の内容に関連する演習、特殊な装置を使う実習を行うカリキュラムとします。基礎編、応用編のセットでの受講をお勧めしますが、基礎編、応用編のみの受講(基礎編を受講し、次年度以降に応用編を受講)も可能です。
主な対象者
原子力施設に係る実務経験を有する者であって、18歳以上の者。
受講に必要な基礎知識等
大学の理工系学部1,2年程度、工業高等専門学校卒業程度の学力を有すること。
応用編のみ受講の方は、基礎編を修了した学力を有すること。
基礎編では、実習はありますが、放射線業務従事者の登録は不要です。応用編では、実習を行う上で、放射線業務従事者の登録が必要になります。応用編のみ受講の方は、基礎編の課目の一部を受講していただきます(別途案内)。
開催日、会場、定員及び受講料
開催日 | 基礎編:6月17日~7月12日 応用編:7月16日~8月9日 |
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申込締切日 | 前期開始日の1か月前 |
会場 | 原子力科学研究所 原子力人材育成センター |
定員 | 12名 |
受講料 | 全日程:559,900円 基礎編のみ:280,500円 応用編のみ:279,400円 |
主な内容(括弧内は単位数、1単位70分)※1
【全日程】
1.講義(133)
■ | 原子核と放射線 | (7) |
---|---|---|
■ | 原子炉物理 | (28) |
■ | 原子炉工学 | (24) |
■ | 燃料・材料 | (18) |
■ | 原子炉各論 | (16) |
■ | 放射線防護・計測・バックエンド | (18) |
■ | 安全性 | (12) |
■ | 法令、その他 | (10) |
2.演習(14)
■ | 原子炉物理・動特性 | (4) |
---|---|---|
■ | 原子炉工学 | (6) |
■ | 放射線 | (4) |
3.実習とガイダンス(39)
■ | 放射線 | (14) |
---|---|---|
■ | 原子炉物理・動特性 | (14) |
■ | 原子炉工学 | (6) |
■ | 燃料・材料 | (5) |
4.その他(5)
■ | 原子力施設見学※2 | (1) |
---|---|---|
■ | オリエンテーションほか | (4) |
【基礎編のみ】
1.講義(81)
■ | 原子核と放射線 | (7) |
---|---|---|
■ | 原子炉物理 | (21) |
■ | 原子炉工学 | (14) |
■ | 燃料・材料 | (13) |
■ | 原子炉各論 | (8) |
■ | 放射線防護・計測・バックエンド | (10) |
■ | 安全性 | (3) |
■ | 法令、その他 | (5) |
2.演習(0)
3.実習とガイダンス(17)
■ | 放射線 | (11) |
---|---|---|
■ | 原子炉物理・動特性 | (3) |
■ | 燃料・材料 | (3) |
4.その他(2)
■ | オリエンテーションほか | (2) |
---|
【応用編のみ】
1.講義(52)
■ | 原子炉物理 | (7) |
---|---|---|
■ | 原子炉工学 | (10) |
■ | 燃料・材料 | (5) |
■ | 原子炉各論 | (8) |
■ | 放射線防護・計測・バックエンド | (8) |
■ | 安全性 | (9) |
■ | 法令、その他 | (5) |
2.演習(14)
■ | 原子炉物理・動特性 | (4) |
---|---|---|
■ | 原子炉工学 | (6) |
■ | 放射線 | (4) |
3.実習とガイダンス(22)
■ | 放射線 | (3) |
---|---|---|
■ | 原子炉物理・動特性 | (11) |
■ | 原子炉工学 | (6) |
■ | 燃料・材料 | (2) |
4.その他(3)
■ | 原子力施設見学※2 | (1) |
---|---|---|
■ | オリエンテーションほか | (2) |
※1 都合により単位数を変更することがあります。
※2 受入施設側の都合等により実施できない場合があります。
沸騰熱伝達実習 減速拡散実習