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大学連携・学生受入

夏期休暇実習生動画ライブラリ

夏期休暇実習生動画ライブラリについて

インターンシップに応募する時に、どのような雰囲気か気になる学生は少なくないと思います。その点に配慮して、実習の雰囲気を感じていただくために、夏期休暇実習生動画ライブラリを作成しました。

利用上の注意

  • 動画については、無断で転載及び転用並びに再配布しないでください。
  • 本動画は音声を含んでいますので、再生の際には音量にご注意ください。

動画メニュー

【研究系・技術系】
【事務系】
「ガンマ線計測技術とその利用」(1:55)


    受入部署:
     原子力科学研究部門
     原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター 燃料・材料工学ディビジョン
     照射材料工学研究グループ

    実習内容:
     ガンマ線計測は、環境中の放射性セシウムの分析を始め、多くの分野で重要である。実習では、シンチレーション検出器を中心としたガンマ線計測の基礎を習得し、さらに最先端の高時間分解能(100ピコ秒=10^-10秒)の同時計測技術なども理解する。これら手法を用いて、電子の反物質である陽電子と電子が、アインシュタインの導き出したE=mc^2(Eはエネルギー、mは質量。質量をエネルギーに変換できることを示す。)に従って質量を失い、エネルギーとして放出されるガンマ線の計測を行う。反対方向に放出される2本のガンマ線の同時計測により、空気中のガンマ線速度の計測も可能となる。また、物質中における反物質である陽電子の消滅寿命の計測を行い、サブナノ空孔などの検出に威力を発揮する、いわゆる陽電子消滅法を理解する。さらに、害虫駆除、品種改良を始めとした、社会におけるガンマ線などの放射線の利用についても理解する。
「原子力人材育成業務に係る就業体験」(11:02)


    受入部署:
     原子力人材育成センター
     原子力人材育成推進課

    実習内容:
     平成30年度の実習内容はこちら
「地質学試料の化学分析及び放射年代測定」(2:05)


    ※この実習に関する学生の感想をこちらに掲載してあります。

    受入部署:
     バックエンド研究開発部門
     東濃地科学センター 地層科学研究部
     ネオテクトニクス研究グループ

    実習内容:
     本テーマでは、土岐地球年代学研究所が保有する加速器質量分析計、誘導結合プラズマ量分析計、蛍光X線分析装置などを用いて、岩石・鉱物、有機物、地下水等を対象とした放射年代測定及び化学分析に関する実習を行う。

    メモ:
     放射線管理の観点から、学生は、放射線管理区域内に立ち入ることができないため、ペレトロン年代測定装置を取り扱うことができませんので、本装置にかける前の試料調整などを行いました。撮影した日は、二酸化炭素精製用ガラスラインで作業をしていました。4名とも別の大学から来た学生であり、それぞれが違う目的を持って実習に参加されていました。
     土岐地球年代学研究所は東濃地科学センターにあります。パンフレットについては、こちらから入手することができます。
「研究炉とその利用に関する実習」(2:32)


    受入部署:
     原子力科学研究部門
     原子力科学研究所 研究炉加速器管理部
     研究炉利用課

    実習内容:
     研究炉は、原子力工学、原子核物理、物性物理、生命科学等の幅広い研究に利用される 原子炉であり、発電するための商用炉とは大きく異なる。本テーマでは、主に座学を通じて研究炉について幅広く学びながら、部内の研究炉を見学することにより、研究炉全体の概観を得る。また、ロボットアームを用いた放射線の自動測定を行い、実際の研究炉利用を体験する。
「高エネルギーイオン照射に伴う微細構造変化の解析」(2:30)


    受入部署:
     原子力科学研究部門
     原子力基礎工学研究センター 燃料・材料工学ディビジョン
     照射材料工学研究グループ

    実習内容:
     本テーマでは、セラミックス材料又は金属材料の高エネルギーイオン照射に伴う結晶構造 変化、ナノ構造変化に関する研究背景について学び、最近、原子力機構で得られた実験 データの解析作業を体験する。イオン加速器のマシンタイムの日程と折り合えば、マシンタイム実験に参加し、イオン照射実験を体験する。照射材料のX線解析実験などの実習を行い、微細構造変化の観点からイオン照射効果を理解する。
「きのこ菌糸を利用した福島県内汚染土壌からの放射性セシウム回収野外実験」(1:21)


    受入部署:
     原子力科学研究部門
     先端基礎研究センター
     界面反応場化学研究グループ

    実習内容:
     放射性セシウムを効率的に濃集するきのこ菌糸を実験室で大量培養する。それを栄養培 地とともに袋状生地に内包させたバイオマットを作製する。そのバイオマットを、放射性セシウムで汚染された福島県内の山間部に一定期間敷設し、回収する。乾燥した後、濃集した 放射性セシウムの放射能を測定して当該バイオマットの有効性を評価する。本テーマでは、菌糸の培養、バイオマットの製作、敷設、回収及び放射能測定の一連の流れを習得するとともに、野外実験での実習も経験してもらう。
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